ずっと住みやすい家がいい!平屋をおしゃれにリフォームする方法

 

まだまだ2階建ての家が多いですが、家族構成の変化で部屋が余っている家は多いものです。「子どもが独立して2階を使わなくなった」「夫婦で長く暮らせる家にリフォームしたい」と思うことはありませんか?

そんな方には平屋のリフォームがおすすめです!リフォーム方法や、平屋のメリット、実例をご紹介します。

 

1、長く住める!2階のない平屋はメリットだらけ

1-1、2階建てを平屋にリフォームする人もいる

平屋 リフォ―ム

https://refopedia.jp/wp-content/uploads/2015/11/hiraya2-1024×688.jpg

 

土地に余裕がある人や、子どもが独立して夫婦二人暮らしに戻るという方はhttps://refopedia.jp/wp-content/uploads/2016/04/flat1-1024×683.jpgあえて2階から1階に減築リフォームする人も多くいらっしゃいます。

将来を見越して平屋にリフォームする人や、「家族のコミュニケーションが取りやすいように」と考えて平屋にリフォームする人もいらっしゃいます。

さらに「耐震」という点でも、2階建てより平屋が安全です。2階がない平屋は、地震が来た時に「上からの重み」がないので崩れたり倒れたりするリスクがぐっと下がります。

 

 

1-2、階段のない平屋は住みやすさ抜群!

平屋 リフォ―ム

https://refopedia.jp/wp-content/uploads/2016/04/flat1-1024×683.jpg

 

戸建てに住んでいる人の多くは、「年をとっても自分の家に住み続けたい」と考えています。そのため年齢が進むほどつらくなる「階段」をなくした、バリアフリー仕様の平屋にリフォームしたいと考えている人が多いです。

高齢になるほど外出しなくなる傾向がありますが、同じように「階段を上りたくない」と思うのは自然なことなのでしょう。高齢社会白書でも、屋内事故の発生場所の第2位に「階段」がランクインしており、高齢者の事故が起きやすい「お風呂場」の約3倍も屋内事故のリスクがあるのです。

 

また、実は階段そのものも家の中で場所を取っており、平均で5畳程度スペースを取っているといわれています。平屋にリフォームすることで、階段に使っていた5畳のスペースが空きます。趣味の部屋にしたり家族が泊まりに来た時の部屋にしたり、有効に活用できます。

 

1-3、メンテナンスが楽になる!

戸建ての場合、建てた後も定期的にメンテナンスする必要があります。特に外壁は、一般的なサイディングであれば20年~30年でリフォームする必要があります。

外壁リフォームの時も、平屋なら2階建てに比べて外壁の面積が少なく、さらに「足場」を組む必要がありません。そのため、材料費も足場代も安くなるので、2階建てに比べてメンテナンス費用が安くなります。

毎日の掃除といったメンテナンスも楽になります。2階で掃除機をかけたり、2階で出たごみを集めて1階に持って降りたり…といった「ちょっとめんどくさいな」という毎日のメンテナンスも、平屋にリフォームすればずっと楽になりますね。

 

2、老朽化した平屋におすすめ!スケルトンリフォームで家が生まれ変わる

2-1、スケルトンリフォームとは?

平屋 リフォ―ム

https://refopedia.jp/wp-content/uploads/2018/04/ie-kouzou_top-1200×630.jpg

 

家の柱などの躯体(構造体)以外の部分をすべて解体して立て直すリフォーム方法で、外壁だけや水回りだけといったリフォームではなく「ほぼ家全部」をリフォームします。

「今住んでいる平屋の老朽化が激しく、すべてをリフォームする必要がある」、「将来を見越して、平屋の水回りや天井、間取りなどをすべてバリアフリー仕様にリフォームしたい」という方におすすめのリフォーム方法です。

 

2-2、補強や断熱リフォームもできる

平屋 リフォ―ム

 

平屋は数十年前に建てられた家が多く、耐震性や断熱性が低い傾向にあります。スケルトンリフォームは、家の基礎や骨組みといった部分以外をすべて解体して建て直しますので、柱や壁の補強や、断熱対策もしっかり行うことができます。

昔ながらの日本家屋はとにかく寒く、「冬は電気代がかかって仕方がない」と悩む方もいるのではないでしょうか?平屋をリフォームして断熱性を高めれば電気代が安くなり、月々のランニングコストを抑えられます。

 

2-3、間取りも自由に変えられる

「思いっきり広いキッチンがほしい」「バリアフリーを考えて、水回りと寝室を隣にしたい」という大幅な間取りの変更も、スケルトンリフォームなら可能です。

 

特に将来を見据えたバリアフリーへのリフォームなら、ぜひスケルトンリフォームを検討していただきたいです。自宅での介護が発生した時に、寝室とお手洗い、お風呂場といった水回りが一か所に固まっていれば、介護するほうもされるほうも楽になります。

 

平屋なら「2階の部屋に閉じこもったまま」ということもないので、リビングやキッチンを中心に配置すれば、自然と家族が集まる素敵な平屋にリフォームできます。

平屋をスケルトンリフォームすれば間取りだけではなく水回りの位置も変更できますので、子どもの独立などで家族構成の変化でライフスタイルが変わった後、その時一番住みやすい家にリフォームできます。

 

2-4、外観もオシャレにできる!

平屋 リフォ―ム

https://refopedia.jp/wp-content/uploads/2018/06/DSC_0529-1200×630.jpg

 

ひと昔前の平屋というと、「塗り壁+瓦屋根」という古い日本家屋のような見た目が多くありました。平屋というと、「古い」というイメージを持っている方もいるかもしれません。

ですが、平屋もリフォーム次第で洋風のおしゃれな家にすることもできます。外壁をレンガやタイルといった洋風の素材を持ってきたり、塗料の色を工夫したりすることでぐっとオシャレにリフォームできますよ。

あえて古い平屋を購入し、スケルトンリフォームで自分たちの好きなように建て替えるという人もいるくらいです。

ですが、憧れのおしゃれな平屋にや「デザイン力」が欠かせません。特に一般工務店の場合はデザイン力に欠けることが多く、「外観がいまいち…」と肩を落としてしまう可能性もあります。

たくさんの費用をかけて平屋をリフォームするなら、「リフォーム業者選び」は適当に行ってはいけません。施工力はもちろん、デザインの相談にも乗ってくれる業者にお任せするようにしましょう。

 

2-5、費用は割高になる

スケルトンリフォームの唯一のデメリットと言えるのが「費用の高さ」です。ほとんど家じゅうを立て直すイメージなので、費用も高くなります。

平均的な費用として、900万円以上はかかるといわれています。リフォームの内容によってもかなり金額のばらつきはありますが、1000万円以上は見積もっておいたほうがいいでしょう。

 

2-6、信頼できる業者を探そう

平屋 リフォ―ム
https://refopedia.jp/wp-content/uploads/2016/08/bukken_05.jpg

平屋をリフォームするとき、まずは数社に見積もりを取りところからスタートしますが、対応の早さや相談のしやすさも大事なチェックポイントです。

 

家中のリフォームをお任せするのですから、「アフターサービス」は特にチェックしましょう。費用が安くてもアフターサービスがなかったり、短い期間しか保証してくれなかったりするメーカーは「もしも」の時に不安が残ります。

長期間かかるようなリフォームの場合は、担当者がコロコロ変わるのも「前言ったこと忘れられていないかな?」と不安になります。できれば1人の担当者が最後までついてくれる業者を選びましょう。

 

3、【画像あり】平屋リフォームの実例を2つご紹介!

3-1、「朝起きても寒くない!」高齢の両親が快適に住める平屋にリフォーム

平屋 リフォ―ム

https://refopedia.jp/wp-content/uploads/2017/12/hiraya-parent4.jpg

 

毎朝寒く、ストーブで部屋を「解凍」するような生活を送っている両親のために、子どもさんの依頼によってリフォームされた平屋です。

写真は土間ですが、たくさんの人が集まってお茶を飲めるように、IHとシンクを設置しています。

 

3-2、減築してバリアフリーに!現代的な日本の良さがあふれる平屋にリフォーム

平屋 リフォ―ム

https://refopedia.jp/wp-content/uploads/2015/11/hiraya8-1024×683.jpg

 

子どもさんの独立で夫婦二人暮らしとなり、バリアフリー仕様にリフォームしようと平屋を減築された家です。平屋には「家の中心が暗くなりやすい」というデメリットがありますが、天井を高くすることで明るくリフォームされています。

小粋な料亭のような美しいデザインの平屋にリフォームされ、依頼主の方も大満足されています。

 



Page Top