両親が隠居に移られるということをきっかけに、今回のリフォームの検討が始まった。使い勝手が悪い壁付けのキッチンは、部屋全体の暗さと相まってお施主様の悩みになっていた。
さらに、家族みんなが居心地良く過ごすことが出来る、明るい対面キッチンを中心に、ナチュラルで、他にないような自分だけのLDKの実現を、奥様は希望されていた。

日常の家事動線に配慮し、キッチン、ダイニングテーブル、そして食品庫を一直線に配置する間取りを提案。構造上残ってしまう、既存の柱や下がり壁をうまくまとめ、テレビボードや電話台として利用できるよう設計。ナチュラルな雰囲気の中に、濃い色の床材と、ブルーで統一された家具を配置することで、ありふれていない、特別感のあるLDKに仕上がった。