もともとカフェとして利用されていた中古物件の雰囲気が気に入り、水廻りなどは新しくしつつもその雰囲気を大切にしたリフォームを希望されていた。ミッドセンチュリーの雰囲気がお好きで、インテリアにもこだわりがあり、これまで集めてこられたインテリアが映える空間へのリノベーシンを望まれていた。

吹き抜けの天井に面して施してある格子の飾りや、太めの板材を並べた床などをミッドセンチュリーの雰囲気に合わせて活用。キッチンはステンレスを利用したシンプルなデザインで雰囲気を引き立てた。また、小屋裏の天井部分は差し色になるような「赤」「黄色」「青」などの原色を使い、格子から少し透ける仕掛けに、建具も深めの青や赤で塗装仕上げし、落ち着いた雰囲気の中にもはっきりとした色を入れることでアクセントにした。