東北売上NO.1・コンテスト全国1位7冠のリフォーム専門店

知らないと困る?マンションのフローリングリフォームでの注意点とは?

マンションと戸建てのリフォーム方法で異なることは?

細かい部分での違いも多くありますが、一番の違いは「集合住宅と戸建て」の違いです。マンションの場合は隣接する住宅と壁一枚で繋がっているので、リフォームを行う場合には周辺住宅への気遣いも必要になります。フローリングのリフォームで知っておきたい注意点等について解説します。

 

マンションでのフローリングリフォームに必要なことは?

マンションのリフォームを行う場合に一番にするべきことは、「管理組合に管理規約の確認をする」ことです。マンションにはそれぞれのマンションごとに管理組合があり、管理規約というものが存在します。最近は管理規約も厳しい内容が多く、遮音等級の規約を満たしたフローリングの使用が必要です。

遮音等級とは、階下に生活音等がどれくらい伝わるかを示す表示です。LL-45・LL-44等の表示方法となり、数字が小さくなるにつれて遮音性が増していきます。住民同士のトラブルで一番多いのが生活音・騒音問題で、リフォームを行う場合には遮音についての規約を確認することが必要です。

また、管理組合の事前承認が無いとリフォームができません。申請書類を用意して工事の開始日までに提出しなくてはならないので、提出書類については施工依頼をするリフォーム会社に依頼しましょう。

 

フローリングのリフォーム方法

フローリングをリフォームする方法にはいくつか種類がありますが、一般的なリフォーム方法についてご紹介します。

 

直床(じかゆか)工法とは

マンションは大きな箱を積み重ねて作られていると考えると分かりやすいかと思いますが、床の底面部を床スラブといいます。この床スラブに直接フローリング等の床材を貼って仕上げる方法が直床(じかゆか)工法です。壁や屋根とも直結している床スラブへ、裏面に綿のような遮音材が使用されたフローリング材を使うことで遮音性を高めるようにします。足の踏み心地が柔らかいのが特徴です。直張り工法は上に別の仕上げ材を貼る「重ね張り」工法ができません。既存する床材の上に新しいフローリングを貼る「二重床工法」も難しいです。

最初から直床工法が行われていた場合には、リフォームの際にも同じ工法を選ぶことになります。直床工法では、水回りに必要な部分のみ床スラブを下げて作られていることがあります。見た目には段差が無いように仕上げられているので、リフォームの際には段差を無くすための下地工事を行う場合があります。確認を行うようにしましょう。一般の方には難しいかもしれないので、リフォーム会社の担当者等に相談して確認するようにしましょう。

 

二重床工法とは

二重床は浮き床とも呼ばれ、床の下に空間がある構造を指しています。12~15cmほどの空間となり、床スラブの上に支持脚・材木を立て、その上に床生地とフローリング材を乗せて完成です。防震製のクッションが入っていて、通常は床に段差がなくバリアフリー仕様とされています。

二重床のメリットは以下の3点です。

●配管等のメンテナンスが行いやすい

●水回りの位置を柔軟に移動できる

●遮音性能があるので、床材の遮音材を不使用でも問題がない

フローリングリフォーム費用を安く抑えたいと考えている場合には、元々のフローリングの上に新しいフローリングを貼る「重ね張り工法」もあります。

 

見積書について

リフォームを行う場合、リフォーム業者の選定が大事になってきます。福島周辺のリフォーム業者を選ぶようになるかと思いますが、どのような業者を選ぶかによっても費用が異なってくるので業者選びはとても重要です。見積書を見て判断することになりますが、見積書の内容を理解していないと選ぶこともできません。判断材料の1つである見積書の見方について説明します。

 

材料費

フローリングや接着剤の床材にかかる費用が材料費です。使用する床材によって費用は異なりますが、一般的にフローリング材として使われているのが「無垢フローリング」「複合フローリング」です。無垢フローリングは遮音対策されていない商品が多く、遮音対策が必要となる場合には使用することができません。

 

施工費

施工を実際に行う職人の日当です。施工費は地域によっても異なりますが、リフォーム会社によっても若干の違いがあり、工事方法や内容によっても金額に違いが生まれます。

 

諸経費

資材・機材の搬入等の経費が諸経費です。マンションリフォームを行う場合には、共有部分を利用して資材の搬入が行われます。エレベーター・階段・通路等の養生が必要になり、養生の費用のみで数万~10万円程の費用がかかります。戸建てには無いものなので、戸建てよりも諸経費が高くなってしまいます。

 

処分費

リフォームを行う場合、古い床材や下地等の処分を行うための費用がかかります。リフォーム等で出た廃材は一般廃棄物(家庭ごみ等)と同様の処分をすることができず、産業廃棄物としての処理が必要です。処理業者に依頼する必要があり、法律に則った処分をします。費用は10万円程になりますが、床面積や排出される産業廃棄物の量によっても異なってきます。

この4点を見積りの時に確認しておくと問題が発生した場合のトラブルを避けることができるので、見積りの際には見積り依頼をした会社へ確認をするようにしましょう。

 

【タイプ別】リフォームを行う場合の注意点は?

フローリングへのリフォームを行う場合、いくつか気をつけておくべきことがあります。

 

畳からフローリングへ

畳をフローリングにリフォームすることでモダンな部屋に変えることができます。

畳を撤去してフローリングを貼るリフォームとなりますが、畳とフローリングの厚みが異なるため、畳と畳寄(たたみよせ)を撤去し、床面の高さを調整する工事を行った上でフローリングを貼ります。高さ調整を行わない場合は他の部屋と段差ができてしまい、つまずき等の原因となるので調整を行いましょう。

 

カーペットからフローリングへ

カーペットは階下への音も響きにくいので防音対策にはとても良いですが、シミ等が付いてしまうと取れにくくダニやカビの発生等も気になります。フローリングに張り替える場合には、畳とは異なりフローリングの厚さとあまり変わりがないので、そのままリフォームを行えます。下地のコンクリートの状況によっては、補修や高さの調整が必要です。

 

フローリングの下に床暖房がある場合

既存の部屋が床暖房無しの場合、床暖房マットと床暖房対応のフローリングを使用することで床暖房の設置が可能です。床暖房が設置してある部屋をリフォームする場合は、今までの床暖房マットを使うことができません。新たに床暖房マットを購入して設置することになりますので、新しい床暖房マット代が必要になると覚えておきましょう。

 

まとめ

マンションでのフローリングリフォームを行う場合の注意点等についてご紹介しました。

リフォーム自体も戸建てとは異なる部分が多いですが床は特に異なる部分が多いので、見積りを行う際にはマンションのリフォームであるということを頭に入れて見積り依頼を行うようにしてください。

実際に見積り依頼を行う場合は、1社だけではなく複数の業者に見積り依頼をしましょう。福島にはたくさんのリフォーム会社があるので、ご紹介したポイントを参考にして安心して依頼することができる会社を探してください。

 

マンションでのフローリングリフォームに関するよくある質問

Q.戸建てとマンションのリフォームは似たようなものですか?

マンションは集合住宅なので、リフォーム等を行う場合にはさまざまな制約があります。戸建ての場合には特に成約はないので、マンションよりも周りを気にせずにリフォーム等が行なえます。工事の際に周辺住宅への気遣いが必要になるのはどちらも一緒です。

Q.管理組合で承認されないとリフォームはできませんか?

管理組合が了承したリフォーム内容ではない=管理規約に反している、ということになるので、リフォームは行えません。管理規約に則ったリフォームを行いましょう。

Page Top