快眠&おしゃれ!寝室リフォームを後悔しないためにおさえるべきポイントと事例について!
3.寝室リフォームで押さえてほしいポイントと事例
3-1.落ち着いたクロスやインテリアで寝やすい環境にする
快適な寝室にリフォームするためには、落ち着いた色のテーマカラーで統一するのがおすすめです。ベージュやブラウン、グレーといった色ならホテルのような高級感のある寝室にすることが可能です。
寝室の場合、落ち着いた色のクロスに張替えることがおすすめです。できるだけ家具も減らし、シンプルな寝室を目指してリフォームしましょう。
リビングやキッチンには、ソファやダイニングテーブルなどの家具をたくさん置く必要があるのでベーシックな白い壁紙が向いています。ですが、寝室全体を白い壁紙にして家具を減らすと光を反射しやすくなり、寝室がまぶしく感じるようになってしまいます。
・クロス張替えはいくらでできる?
6畳ほどの広さの寝室なら、全体的にクロスの張り替えを行っても5万円以内ですむことが多いでしょう。壁紙も吸湿や蓄光機能を持っているものもあるため、高機能な壁紙を選べば費用は上がります。
クロスの張替えはリフォームの中でもコストを抑えてできるので、寝室のように独立した部屋であれば低予算で印象を大きく変えることができますよ。
・家具の配置はどうすればいい?
寝室の家具の配置で注意してほしいのは、頭上に壁面収納などの家具を置かないようにすることです。寝ているときに頭上に物があると、意識していなくても警戒して寝つきが悪くなることがあります。
寝室をリフォームする際は、イメージに合わせたインテリアも一緒に提案してくれるリフォーム業者がおすすめです。自分に知識がなくあれこれ悩まなくても、プロ目線で快適な寝室をコーディネートしてもらえます。
3-2.おしゃれな間接照明リフォームは寝室がおすすめ
間接照明は、部屋を直接照らさずに壁や天井に光をあてて反射した光で部屋を照らします。 あたたかな雰囲気をつくりだしたり、空間に奥行きや柔らかいニュアンスを加えたりすることもできます。おしゃれで高級感があるので、寝室だけでなくリビングに取り入れる家も増えてきています。
快適な寝室にリフォームするなら、間接照明を取り入れることはとてもおすすめです。暖色の電球色を使った間接照明であれば、快眠効果が期待できたり部屋のアクセントになったりと、ホテルにいるような居心地のいい寝室にすることができるでしょう。
・間接照明の種類について
間接照明には3種類あって、「コーブ照明」・「コーニス照明」・「バランス照明」があります。
天井を照らすタイプの「コーブ照明」は、部屋の天井を高く見せてくれる効果があります。「コーニス照明」は壁を照らすので、お気に入りのクロスや絵画を組み合わせることでより一層おしゃれな雰囲気をつくることができます。「バランス照明」は壁と天井の両方を照らし、部屋全体を広く見せてくれる効果があります。
・間接照明のリフォームに必要な費用はいくら?
寝室にどれくらい間接照明を取り入れるかでも、リフォームに必要な費用は大きく変わります。寝室全体を間接照明でリフォームする場合、60万円以上はかかることでしょう。
デザインに力を入れているリフォーム会社に相談すれば、コストを抑えながらでもおしゃれなリフォームプランを提案してくれますよ。
3-3.二重窓で防音効果を高める
騒音に悩まされる寝室は、できるだけ早くリフォームをして環境を改善していく必要があります。
外部からの騒音対策として、窓のリフォームが効果的です。窓の内側にもう1つ窓を取り付ける内窓や二重窓といわれるリフォームがおすすめです。内窓リフォームは既存のサッシや窓ガラスに手を加えないので、マンションでもよく行われるリフォームです。
また二重窓は、防音だけではなく断熱性能にも優れています。窓と一緒に取り付けるサッシはアルミ製が多いですが、熱伝導率の低い樹脂製サッシを使用することでより高い断熱効果が期待できます。二重窓の両方に鍵をつけることができるので、防犯にも効果があります。
・二重窓へリフォームするための費用はいくら?
180センチほどの高さの掃き出し窓を二重窓にする場合、リフォームにかかる費用は大体7万円~10万円程度でしょう。使用できる窓の材質は立地によって異なるため、実際の家をリフォーム業者に確認してもらうことをおすすめします。
3-4.【事例】家の雰囲気を活かしておしゃれな寝室へリフォーム
築50年と年月を経ているものの古めかしい印象のない家で、独創的な寝室にリフォームした事例です。寝室にある掃き出し窓は断熱性の高い窓に入れ替えて、機能性を高めました。
寝室以外にも、玄関など複数のリフォームや、床や天井の解体・組み直しを行っているため、リフォームにかかった費用は総額で350万円ほどです。独創的で、ノスタルジックな寝室にリフォームされています。
毎日の睡眠時間は十分にとれていますか?睡眠がしっかりとれていないとどうしてもイライラしがちになり、睡眠不足は健康だけではなくメンタルにも影響を及ぼすことがあります。
睡眠の質を高めるために、寝室環境を見直してみませんか。「明るい色づかいの寝室で寝ていて落ち着かない」「騒音が気になってよく目が覚めてしまう」といったお悩みは、リフォームすることで改善できることがあります。
今回は寝室によくある失敗例や、快眠のためのおすすめリフォーム方法を解説していきます。
1.快適な寝室で十分な睡眠をとろう!
1-1.落ち着かない寝室は眠りの質が低下する
日本人は睡眠時間が世界的に見ても短い水準にあります。睡眠は成長を促すだけでなく、心を安定させたり免疫機能を高めたり様々な働きを担っています。だからこそ、しっかりと良質な睡眠を取らなければいけないのです。
厚生労働省では「健康づくりのための睡眠指針」として12か条の項目を上げています。その中の1つに「安眠のための環境づくり」があります。
参照:「健康づくりのための睡眠指針 2014」より
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000047221.pdf
寝室を快適な環境にするためには、温度や湿度だけでなく、色や外からの明るさ、騒音など多くの気をつけたいポイントがあります。「うまく寝つけないことが多い」「夜中に目を覚まさずに朝まで眠っていたい」と感じる人は、寝室そのものに何かしらの原因があるかもしれません。
寝室を見直して、質のよい睡眠がとれるように思い切って部屋をリフォームしてみてはいかがでしょうか。
1-2.人が関与しない寝室こそこだわりたい
寝室は独立した部屋であることが多く、玄関やリビングのように来客があっても人目につくことはあまりありません。だからこそ家全体の雰囲気を気にせずに、寝室だけイメージを変えようとリフォームする人も増えてきています。
おしゃれな床材やクロス、さらには間接照明などを取り入れて、独自のデザインをつくりだすことができます。
2.寝室リフォームでよくある3つの失敗
2-1.朝日がまぶしすぎる
「朝日で自然に目覚めるのが理想的」と寝室を東向きにするケースもありますが、朝日がまぶしすぎて安眠できないといった失敗例がよくあります。
東向きになっている寝室の場合、差し込む朝日がまぶしすぎて朝早くに目が覚めてしまうことが多々あるようです。朝日は早朝5時くらいから上がるので、起床時間が7時くらいといった生活リズムの人にとっては辛いかもしれません。
東向きの部屋は西日が入らず夕方は快適に過ごせますが、一般的な生活サイクルを考えると夕方に寝室を使う頻度は多くありません。夏の間は朝日で部屋の温度が高くなり、蒸し暑くなってしまうことも多いです。
2-2.明るすぎる部屋の雰囲気は落ち着かない
清潔なイメージの「白」は家のテーマカラーとしても人気が高いですが、寝室のメインカラーにするには向いていません。白い寝室はまぶしすぎて、気持ちが落ち着かないことがあります。
真っ白い壁や白い家具、白のベッドシーツなどは清潔感がありオシャレに見えますが、実際白に囲まれた寝室では意外と寝付きにくいと感じる人が多いようです。
寝室の照明にも注意が必要です。電球の色には「電球色」・「昼光色」・「昼白色」と3種類ありますが、青白く光る「昼光色」は寝室には向いていません。明度が高く部屋の隅々まで照らす昼光色は脳を活性化させる色のため、書斎や子どもの勉強部屋に向いています。
2-3.騒音に悩まされて眠れない
立地や周囲の環境が原因の騒音を快く思わない人は多いです。特に家が道路沿いにあり寝室も道路に面しているような場合は、夜も車やバイクの走行音、救急車のサイレンなど逃げ場のない騒音に悩まされるケースも少なくありません。
普段の生活の中でも、外部の騒音は決して気持ちのいいものではありません。部屋割りや立地などの理由から寝室を動かせない人の中には、深刻な騒音問題に頭を抱えている人も多いです。慢性的な睡眠不足になってしまう前に、少しでも騒音を和らげられるようにリフォームをしましょう。
3.寝室リフォームで押さえてほしいポイントと事例
3-1.落ち着いたクロスやインテリアで寝やすい環境にする
快適な寝室にリフォームするためには、落ち着いた色のテーマカラーで統一するのがおすすめです。ベージュやブラウン、グレーといった色ならホテルのような高級感のある寝室にすることが可能です。
寝室の場合、落ち着いた色のクロスに張替えることがおすすめです。できるだけ家具も減らし、シンプルな寝室を目指してリフォームしましょう。
リビングやキッチンには、ソファやダイニングテーブルなどの家具をたくさん置く必要があるのでベーシックな白い壁紙が向いています。ですが、寝室全体を白い壁紙にして家具を減らすと光を反射しやすくなり、寝室がまぶしく感じるようになってしまいます。
・クロス張替えはいくらでできる?
6畳ほどの広さの寝室なら、全体的にクロスの張り替えを行っても5万円以内ですむことが多いでしょう。壁紙も吸湿や蓄光機能を持っているものもあるため、高機能な壁紙を選べば費用は上がります。
クロスの張替えはリフォームの中でもコストを抑えてできるので、寝室のように独立した部屋であれば低予算で印象を大きく変えることができますよ。
・家具の配置はどうすればいい?
寝室の家具の配置で注意してほしいのは、頭上に壁面収納などの家具を置かないようにすることです。寝ているときに頭上に物があると、意識していなくても警戒して寝つきが悪くなることがあります。
寝室をリフォームする際は、イメージに合わせたインテリアも一緒に提案してくれるリフォーム業者がおすすめです。自分に知識がなくあれこれ悩まなくても、プロ目線で快適な寝室をコーディネートしてもらえます。
3-2.おしゃれな間接照明リフォームは寝室がおすすめ
間接照明は、部屋を直接照らさずに壁や天井に光をあてて反射した光で部屋を照らします。 あたたかな雰囲気をつくりだしたり、空間に奥行きや柔らかいニュアンスを加えたりすることもできます。おしゃれで高級感があるので、寝室だけでなくリビングに取り入れる家も増えてきています。
快適な寝室にリフォームするなら、間接照明を取り入れることはとてもおすすめです。暖色の電球色を使った間接照明であれば、快眠効果が期待できたり部屋のアクセントになったりと、ホテルにいるような居心地のいい寝室にすることができるでしょう。
・間接照明の種類について
間接照明には3種類あって、「コーブ照明」・「コーニス照明」・「バランス照明」があります。
天井を照らすタイプの「コーブ照明」は、部屋の天井を高く見せてくれる効果があります。「コーニス照明」は壁を照らすので、お気に入りのクロスや絵画を組み合わせることでより一層おしゃれな雰囲気をつくることができます。「バランス照明」は壁と天井の両方を照らし、部屋全体を広く見せてくれる効果があります。
・間接照明のリフォームに必要な費用はいくら?
寝室にどれくらい間接照明を取り入れるかでも、リフォームに必要な費用は大きく変わります。寝室全体を間接照明でリフォームする場合、60万円以上はかかることでしょう。
デザインに力を入れているリフォーム会社に相談すれば、コストを抑えながらでもおしゃれなリフォームプランを提案してくれますよ。
3-3.二重窓で防音効果を高める
騒音に悩まされる寝室は、できるだけ早くリフォームをして環境を改善していく必要があります。
外部からの騒音対策として、窓のリフォームが効果的です。窓の内側にもう1つ窓を取り付ける内窓や二重窓といわれるリフォームがおすすめです。内窓リフォームは既存のサッシや窓ガラスに手を加えないので、マンションでもよく行われるリフォームです。
また二重窓は、防音だけではなく断熱性能にも優れています。窓と一緒に取り付けるサッシはアルミ製が多いですが、熱伝導率の低い樹脂製サッシを使用することでより高い断熱効果が期待できます。二重窓の両方に鍵をつけることができるので、防犯にも効果があります。
・二重窓へリフォームするための費用はいくら?
180センチほどの高さの掃き出し窓を二重窓にする場合、リフォームにかかる費用は大体7万円~10万円程度でしょう。使用できる窓の材質は立地によって異なるため、実際の家をリフォーム業者に確認してもらうことをおすすめします。
3-4.【事例】家の雰囲気を活かしておしゃれな寝室へリフォーム
築50年と年月を経ているものの古めかしい印象のない家で、独創的な寝室にリフォームした事例です。寝室にある掃き出し窓は断熱性の高い窓に入れ替えて、機能性を高めました。
寝室以外にも、玄関など複数のリフォームや、床や天井の解体・組み直しを行っているため、リフォームにかかった費用は総額で350万円ほどです。独創的で、ノスタルジックな寝室にリフォームされています。
毎日の睡眠時間は十分にとれていますか?睡眠がしっかりとれていないとどうしてもイライラしがちになり、睡眠不足は健康だけではなくメンタルにも影響を及ぼすことがあります。
睡眠の質を高めるために、寝室環境を見直してみませんか。「明るい色づかいの寝室で寝ていて落ち着かない」「騒音が気になってよく目が覚めてしまう」といったお悩みは、リフォームすることで改善できることがあります。
今回は寝室によくある失敗例や、快眠のためのおすすめリフォーム方法を解説していきます。
1.快適な寝室で十分な睡眠をとろう!
1-1.落ち着かない寝室は眠りの質が低下する
日本人は睡眠時間が世界的に見ても短い水準にあります。睡眠は成長を促すだけでなく、心を安定させたり免疫機能を高めたり様々な働きを担っています。だからこそ、しっかりと良質な睡眠を取らなければいけないのです。
厚生労働省では「健康づくりのための睡眠指針」として12か条の項目を上げています。その中の1つに「安眠のための環境づくり」があります。
参照:「健康づくりのための睡眠指針 2014」より
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000047221.pdf
寝室を快適な環境にするためには、温度や湿度だけでなく、色や外からの明るさ、騒音など多くの気をつけたいポイントがあります。「うまく寝つけないことが多い」「夜中に目を覚まさずに朝まで眠っていたい」と感じる人は、寝室そのものに何かしらの原因があるかもしれません。
寝室を見直して、質のよい睡眠がとれるように思い切って部屋をリフォームしてみてはいかがでしょうか。
1-2.人が関与しない寝室こそこだわりたい
寝室は独立した部屋であることが多く、玄関やリビングのように来客があっても人目につくことはあまりありません。だからこそ家全体の雰囲気を気にせずに、寝室だけイメージを変えようとリフォームする人も増えてきています。
おしゃれな床材やクロス、さらには間接照明などを取り入れて、独自のデザインをつくりだすことができます。
2.寝室リフォームでよくある3つの失敗
2-1.朝日がまぶしすぎる
「朝日で自然に目覚めるのが理想的」と寝室を東向きにするケースもありますが、朝日がまぶしすぎて安眠できないといった失敗例がよくあります。
東向きになっている寝室の場合、差し込む朝日がまぶしすぎて朝早くに目が覚めてしまうことが多々あるようです。朝日は早朝5時くらいから上がるので、起床時間が7時くらいといった生活リズムの人にとっては辛いかもしれません。
東向きの部屋は西日が入らず夕方は快適に過ごせますが、一般的な生活サイクルを考えると夕方に寝室を使う頻度は多くありません。夏の間は朝日で部屋の温度が高くなり、蒸し暑くなってしまうことも多いです。
2-2.明るすぎる部屋の雰囲気は落ち着かない
清潔なイメージの「白」は家のテーマカラーとしても人気が高いですが、寝室のメインカラーにするには向いていません。白い寝室はまぶしすぎて、気持ちが落ち着かないことがあります。
真っ白い壁や白い家具、白のベッドシーツなどは清潔感がありオシャレに見えますが、実際白に囲まれた寝室では意外と寝付きにくいと感じる人が多いようです。
寝室の照明にも注意が必要です。電球の色には「電球色」・「昼光色」・「昼白色」と3種類ありますが、青白く光る「昼光色」は寝室には向いていません。明度が高く部屋の隅々まで照らす昼光色は脳を活性化させる色のため、書斎や子どもの勉強部屋に向いています。
2-3.騒音に悩まされて眠れない
立地や周囲の環境が原因の騒音を快く思わない人は多いです。特に家が道路沿いにあり寝室も道路に面しているような場合は、夜も車やバイクの走行音、救急車のサイレンなど逃げ場のない騒音に悩まされるケースも少なくありません。
普段の生活の中でも、外部の騒音は決して気持ちのいいものではありません。部屋割りや立地などの理由から寝室を動かせない人の中には、深刻な騒音問題に頭を抱えている人も多いです。慢性的な睡眠不足になってしまう前に、少しでも騒音を和らげられるようにリフォームをしましょう。
3.寝室リフォームで押さえてほしいポイントと事例
3-1.落ち着いたクロスやインテリアで寝やすい環境にする
快適な寝室にリフォームするためには、落ち着いた色のテーマカラーで統一するのがおすすめです。ベージュやブラウン、グレーといった色ならホテルのような高級感のある寝室にすることが可能です。
寝室の場合、落ち着いた色のクロスに張替えることがおすすめです。できるだけ家具も減らし、シンプルな寝室を目指してリフォームしましょう。
リビングやキッチンには、ソファやダイニングテーブルなどの家具をたくさん置く必要があるのでベーシックな白い壁紙が向いています。ですが、寝室全体を白い壁紙にして家具を減らすと光を反射しやすくなり、寝室がまぶしく感じるようになってしまいます。
・クロス張替えはいくらでできる?
6畳ほどの広さの寝室なら、全体的にクロスの張り替えを行っても5万円以内ですむことが多いでしょう。壁紙も吸湿や蓄光機能を持っているものもあるため、高機能な壁紙を選べば費用は上がります。
クロスの張替えはリフォームの中でもコストを抑えてできるので、寝室のように独立した部屋であれば低予算で印象を大きく変えることができますよ。
・家具の配置はどうすればいい?
寝室の家具の配置で注意してほしいのは、頭上に壁面収納などの家具を置かないようにすることです。寝ているときに頭上に物があると、意識していなくても警戒して寝つきが悪くなることがあります。
寝室をリフォームする際は、イメージに合わせたインテリアも一緒に提案してくれるリフォーム業者がおすすめです。自分に知識がなくあれこれ悩まなくても、プロ目線で快適な寝室をコーディネートしてもらえます。
3-2.おしゃれな間接照明リフォームは寝室がおすすめ
間接照明は、部屋を直接照らさずに壁や天井に光をあてて反射した光で部屋を照らします。 あたたかな雰囲気をつくりだしたり、空間に奥行きや柔らかいニュアンスを加えたりすることもできます。おしゃれで高級感があるので、寝室だけでなくリビングに取り入れる家も増えてきています。
快適な寝室にリフォームするなら、間接照明を取り入れることはとてもおすすめです。暖色の電球色を使った間接照明であれば、快眠効果が期待できたり部屋のアクセントになったりと、ホテルにいるような居心地のいい寝室にすることができるでしょう。
・間接照明の種類について
間接照明には3種類あって、「コーブ照明」・「コーニス照明」・「バランス照明」があります。
天井を照らすタイプの「コーブ照明」は、部屋の天井を高く見せてくれる効果があります。「コーニス照明」は壁を照らすので、お気に入りのクロスや絵画を組み合わせることでより一層おしゃれな雰囲気をつくることができます。「バランス照明」は壁と天井の両方を照らし、部屋全体を広く見せてくれる効果があります。
・間接照明のリフォームに必要な費用はいくら?
寝室にどれくらい間接照明を取り入れるかでも、リフォームに必要な費用は大きく変わります。寝室全体を間接照明でリフォームする場合、60万円以上はかかることでしょう。
デザインに力を入れているリフォーム会社に相談すれば、コストを抑えながらでもおしゃれなリフォームプランを提案してくれますよ。
3-3.二重窓で防音効果を高める
騒音に悩まされる寝室は、できるだけ早くリフォームをして環境を改善していく必要があります。
外部からの騒音対策として、窓のリフォームが効果的です。窓の内側にもう1つ窓を取り付ける内窓や二重窓といわれるリフォームがおすすめです。内窓リフォームは既存のサッシや窓ガラスに手を加えないので、マンションでもよく行われるリフォームです。
また二重窓は、防音だけではなく断熱性能にも優れています。窓と一緒に取り付けるサッシはアルミ製が多いですが、熱伝導率の低い樹脂製サッシを使用することでより高い断熱効果が期待できます。二重窓の両方に鍵をつけることができるので、防犯にも効果があります。
・二重窓へリフォームするための費用はいくら?
180センチほどの高さの掃き出し窓を二重窓にする場合、リフォームにかかる費用は大体7万円~10万円程度でしょう。使用できる窓の材質は立地によって異なるため、実際の家をリフォーム業者に確認してもらうことをおすすめします。
3-4.【事例】家の雰囲気を活かしておしゃれな寝室へリフォーム
築50年と年月を経ているものの古めかしい印象のない家で、独創的な寝室にリフォームした事例です。寝室にある掃き出し窓は断熱性の高い窓に入れ替えて、機能性を高めました。
寝室以外にも、玄関など複数のリフォームや、床や天井の解体・組み直しを行っているため、リフォームにかかった費用は総額で350万円ほどです。独創的で、ノスタルジックな寝室にリフォームされています。