リフォームの流れがわからない方必見!段取りや注意点を解説

なんとなく「そろそろ家をリフォームしたいな」と思っても、慣れていなければ流れや段取りってなかなかイメージできないものです。リフォームには費用やデザイン、どんな設備にするかなど決めることがたくさんあり、リフォーム業者と相談しながら一緒に進めていく必要があります。

 

リフォーム業者に相談に行く前に、ある程度家族で話し合ってイメージを固めておけば、スムーズな流れでリフォームができますよ。この記事では、リフォーム業者に相談に行く前に確認しておく流れを詳しくご紹介いたします。

 

1、リフォームの流れその①目的を明確にしよう!

リフォーム 流れ

https://refopedia.jp/wp-content/uploads/2018/01/kajidousen-01.jpg

 

人によってリフォームしたい理由はさまざまですが、設備が壊れた時や災害があった時、家族構成が変わった時などがよくあるリフォームのタイミングです。リフォームは家族全員の生活に関わるので、以下の内容を押さえてリフォームの目的や理想をしっかり話し合いましょう。

 

1-1、耐用年数を過ぎていないかチェック

住宅設備には耐用年数があり、過ぎるとリフォームのタイミングとなります。たとえばシステムキッチンや外壁なら20年、浴室やユニットバスは30年程度といわれています。

また、耐用年数が過ぎていなくても、設備にひびや破損があればリフォームの対象となります。家の中で古くなった住宅設備があれば、「何年使ったかな?」と確認してみましょう。

 

1-2、範囲

「間取りを大幅に変えたい!」「水回りの位置を変えたい!」など大幅にリフォームする場合は、まずリフォームできる範囲を確認します。家にはリフォームできる場所とできない場所があるので、リフォームの流れをある程度進めた後で「実はリフォームできない部分だった」とわかってはショックですよね。

 

特に注意したいのはマンションです。マンションの場合は占有地と共有地があり、分譲であってもリフォームできるのは占有地のみとなります。実はベランダは「共有地」であり外観を統一する必要があるため、サッシや窓のリフォームはできないことが多いです。一度管理会社に問い合わせるか、規約をチェックしてみましょう。

 

自由度の高い戸建てであっても、構造上リフォームできない部分もあります。増築したりエクステリアをリフォームしたりする場合、建築基準法や市町村の条例に違反しない範囲で行う必要がありますので、あらかじめ確認しましょう。

 

1-3、予算

リフォームでありがちなのが、「大幅な予算オーバー」です。最新の設備や部材を見ると、ついつい「あれもこれも」とリフォームしたくなってしまうものです。予算はしっかり家族で話し合い、上限を決めておきましょう。

 

1-4、優先順位

お風呂やトイレ、キッチンとリフォームしたい場所が複数ある場合は、優先順位を決めておきましょう。設定した予算を超えてしまう場合、優先順位が高いものからリフォームするようにします。

 

優先順位の決め方としては、まず耐震や雨漏りなど緊急性の高いものからリフォームするようにしましょう。その次に、耐用年数を超えた設備やデザイン性を高めるためのリフォームを行います。

 

1-5、リフォーム費用の準備も忘れずに

リフォームにかかる費用は内容によって大きく変わりますが、数十万~100万円以上の高額になることが多いです。手元の資金でリフォーム費用を支払える場合は問題ないですが、リフォーム費用をローンで支払う場合、住宅ローンよりも金利が高く期間も短いものが多いので注意が必要です。

 

また、耐震やバリアフリー、省エネなど家の機能を上げるためのリフォームであれば、自治体や国から補助金や減税が受けられるケースもあります。リフォーム前に情報収集して、賢くリフォームしましょう!

 

1-6、サイズを測る

たとえばお風呂のリフォームをしたい場合は、今どれくらいの大きさの風呂釜が入っているか把握していれば、リフォーム業者やショールームの担当者もわかりやすいです。給湯器やトイレのリフォームなら、サイズのほかにも型番を控えておくといいでしょう。

 

2、リフォームの流れその②情報を集めよう

リフォーム 流れ

https://refopedia.jp/wp-content/uploads/2015/12/fudosan1-1024×768.jpg

 

リフォームする場所が決まれば、ショールームやお店を回って情報収集します。床材や建具、住宅設備は日々進化していますので、最新の設備を見るだけでも勉強になりますし、気持ちも高まります。自分たちの目的や好みに合ったものを探し、リフォームの具体的なイメージを膨らませます。

 

並行してリフォーム会社の情報も集めます。住んでいる地域にあるリフォーム会社や、気になるリフォーム会社があれば、ぜひインターネットで事例を見てみましょう。

 

3、リフォームの流れその③リフォーム会社に相談に行こう!

リフォーム 流れ

https://refopedia.jp/wp-content/uploads/2015/12/fudosan2-1024×683.jpg

 

リフォームする部分や予算、イメージが決まったらいよいよリフォーム会社に相談に行きます。「〇月までに完成したい」という具体的なスケジュールがあるなら、早い段階で相談に行きましょう。

 

リフォーム会社の雰囲気を見るためにも店舗に直接行くのがおすすめですが、リフォーム業者の候補がたくさんある場合は資料請求からはじめるのもおすすめです。

 

3-1、リフォーム会社を1社に絞る必要はない

相談するリフォーム会社は、複数でも構いません。いくつかのリフォーム会社から見積もりを取って、プランを見比べてみてもいいでしょう。各リフォーム会社の人と実際にやり取りして、コミュニケーションや施工事例などもチェックします。

 

3-2、現地調査してもらおう

希望のリフォームができるかどうかは、プロの目で実際に家を見てもらわなければ正しい判断ができません。リフォーム前に、必ず現地調査をしてもらいましょう。

4、リフォームの流れその④プランをチェックしよう

リフォーム 流れ

https://refopedia.jp/wp-content/uploads/2015/12/sontoku1.jpg

 

現地調査が終われば、予算や希望に合わせてリフォーム会社がプランを出してくれます。かかる期間や費用、完成イメージを家族でチェックして、どのリフォーム会社にするか決めましょう。

 

5、リフォームで失敗しないために!業者選びのポイント

リフォーム 流れ

https://refopedia.jp/wp-content/uploads/2018/04/ie-kouzou_06.jpg

 

リフォームで失敗しないためには、信頼できるリフォーム会社を選ぶことが大事なポイントとなります。主に以下の点をチェックして、自分の目で見極めましょう。

5-1、保証の有無や期間

リフォーム会社によって費用に違いがありますが、相場よりもかなり安い費用であった場合、保証期間が短いことがあります。費用の安さに釣られて契約すると、リフォーム後トラブルが起きた時に別途費用がかかってしまうことも…。保証の内容や期間もしっかりチェックしましょう。

 

5-2、アフターメンテナンス

保証内容と似ていますが、アフターメンテナンスも手厚く行ってくれるリフォーム業者を選びましょう。リフォーム後にトラブルがあって電話しても、なかなか見に来てくれないようなリフォーム業者では困ります。「何かあったときにすぐ駆けつけてくれるか」というのも大事なポイントです。

 

5-3、インテリアの相談にも乗ってくれると安心

リフォームすると家の雰囲気もがらっと変わりますので、今まで使っていたインテリアが合わなくなることもあります。インテリアを含めて相談に乗ってくれるリフォーム業者なら、安心してトータルコーディネートをお任せできます。

 

6、リフォームの流れその⑤納得したらいよいよ契約!

リフォーム 流れ

https://refopedia.jp/wp-content/uploads/2015/12/fudosanTOP-1200×630.jpg

 

各リフォーム業者のプランを見極めて、納得できればついに契約です。契約後はリフォーム業者からスケジュールについて説明がありますのでしっかり確認しておきましょう。

 

リフォーム業者への相談からリフォーム完成後のお引き渡しまでの流れは、以下のページで紹介されています。ぜひ参考になさってください!

(内部リンク「リフォームの流れ」:https://www.onoya.com/flow/)

 



Page Top