家具リフォームで思い出を大切に!リフォームの種類や費用相場まとめ
使っていた家具が古くなったとき、みなさんはどのようにしていますか?「心機一転買い替える」「ボロボロだから処分する」など、古くなった家具は、処分する方が多いでしょう。ですが、お気に入りや思い出深い家具の場合、「やっぱり捨てられない」と思う方もいるのではないでしょうか?
家具リフォームをすれば、古くて傷だらけの家具でも、まるで新品のような仕上がりになります。また、家具リフォームでは、古い家具の修理だけでなく、室内に収納家具を取り付けることもできます。そこで、今回は家具リフォームの種類や費用相場についてまとめてみました。
家具リフォームの種類は?
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家具リフォームには、古くなった家具の修繕と、お部屋の雰囲気に合わせて作る造作家具の2種類があります。それぞれのリフォーム内容や特徴について知っておけば、目的に合ったリフォームができるでしょう。それでは、家具の修繕と造作家具の違いを見ていきましょう。
家具の修繕
タンスやテーブルなどの家具は、使い続けることで少しずつ劣化していくものです。ですが、家具を買い替えようと思っても、これまで使っていた家具をなかなか処分できない方は多いでしょう。
家具リフォームなら、古くなった家具の修理ができるので、これからも使い続けることができます。キズや色あせの修繕、家具に使われる生地の張り替え、好きなカラーに塗り替えるリメイクなど、さまざまなリフォームができます。家具のガタツキも修繕できるので、不安定なイスも安心して使えるようになるでしょう。
また、業者によってはカーテンのリフォームも行っています。窓枠に合わせたサイズ直しはもちろん、クッションやベッドスロー、スリッパなどに大変身!引越し先でカーテンのサイズが合わなかったときは、リメイクすることで新しいアイテムとして活用できるのは嬉しいポイントの一つです。
造作家具
造作家具は、お部屋の一部に収納家具を取り付けるリフォームです。お部屋の構造によっては、家具を設置することでムダなスペースができてしまったり、思い通りの収納家具が設置できかったりするケースなどがあります。造作家具なら、お部屋に合ったサイズやデザイン、空きスペースなどに収納家具を設置できるので、お部屋にムダなスペースを作りません。
造作家具のリフォームなら、デザイン・カラー・奥行など、収納家具の細かいオーダーが可能。どの家にもないオリジナルの収納家具を作れるので、お部屋のデザインやインテリアにこだわる方にもぴったりです。
さらに、造作家具はお部屋に直接取り付ける家具リフォームなので、家具の位置がずれることがありません。例えば、地震が起きてしまった場合、震度が大きければ棚ごと倒れてくる危険性があります。造作家具なら、棚の中身は飛び出してきても、棚が倒れる心配がないので、ケガの危険性を減らすことができるでしょう。
家具リフォームの費用相場
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家具リフォームの費用相場は、リフォームの種類によって異なります。目的や予算に合った家具リフォームをするためにも、費用相場は知っておいた方が良いでしょう。ここでは、家具リフォームの費用相場についてご紹介します。
家具の修繕にかかるリフォーム費用
古くなった家具の修繕にかかる費用は、ものによりますが約2~30万円が相場となっています。ダイニングチェアやタンスの扉、ガタついたテーブルの脚のカットなど、ちょっとした家具の修繕の場合は、約2~10万円でリフォームができます。
イスの張り替えやテーブルのキズなどは約10~20万円、ソファーの張り替えや大型家具のリメイクなどは約20~30万円でリフォームができます。家具の修繕は、リフォームしたい家具の種類やサイズ、修繕内容によって異なります。
家具によっては、リフォーム費用が高額になることがあります。「こんなに高い費用なの?」なんてことにならないためにも、事前に確認しておくと良いでしょう。
造作家具にかかるリフォーム費用
造作家具のリフォーム費用は、約15~100万円が相場となっています。リビングのカウンターや本棚を取り付けなら約15~50万円、食器棚や背面収納の取り付けなら約20~100万円が必要になります。
依頼する収納家具の種類やサイズによって、リフォーム費用は異なります。家具の修繕と比べて高額なリフォーム費用が必要になるので、目的や予算を明確に決めておくことが大切です。
家具リフォームのメリット・デメリット
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造作家具や家具リフォームには、さまざまなメリットとデメリットがあります。収納や設置場所に関係しますので、使用用途や目的に合わせてメリットとデメリットを比べてみましょう。
メリットはスペースを有効活用できること
家具リフォームは、デッドスペースを作らないことが最大のメリットです。お部屋の一部に収納スペースが作れるため、これまで使われていなかったスペースを有効活用できます。収納スペースが増えれば、その分だけインテリアを自由に設置できますよね。デッドスペースを埋めていくわけですから、家具リフォームが邪魔になることはありません。
インテリアを設置するスペースだけでなく、調和性が取れることも特徴。すでにあるお部屋にリフォームを行うので、インテリアに合わせた収納スペースが作れます。つまり、造作家具もインテリアの1つとして使えるということ。
あなただけのレイアウトで造作家具リフォームを試してみてください。
デメリットは移動させられないこと
家具リフォームで造作家具を増やしたら、そのスペースから移動させることはできません。住宅のサイズや収納したいものに合わせて作るため、基本的に壁面や天井に固定して作ります。移動させられないということは、模様替えが簡単にできないというデメリットになります。
あなたが模様替えをしたいと思っても、造作家具を基準にしながら行わなければなりません。移動できないデメリットを軽減するためには、造作家具に目隠し用の扉を設置してみてください。扉の上に壁紙を貼り付ければ、お部屋の雰囲気を崩すことはありません。もっと手軽に模様替えを行いたい方は、カーテンを取り付けてみても良いでしょう。
家具リフォームをするときの注意点は?
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家具リフォームを行うときには、インテリアに合ったデザイン性を意識しなければなりません。例えば、壊れたソファーをリフォームするときには、お部屋に合ったカラーの布を選ぶと良いでしょう。インテリアの統一感が出せるようになり、おしゃれなお部屋に仕上げやすいです。
また、造作家具を取り付けるときには、スペースを意識しなければなりません。スペースが狭い状態だと、他に収納家具を用意する必要があります。しかし、スペースを広く取りすぎてしまうと、無駄な空間ができてしまうでしょう。さらに、お部屋の見た目が悪くなり、インテリアとしても使いにくくなります。
家具リフォームを成功させたいなら、事前にリフォーム業者へ相談するべきです。リフォームが正しく行えないと、おしゃれなお部屋を作ることはできません。そのため、業者にはあなたの思い描いているお部屋を伝えて、正しくイメージさせましょう。
家具リフォームで理想のお部屋を作ろう
壊れた家具をリフォームすれば、思い出たっぷりの家具が生まれ変わります。造作家具リフォームを行えば、これまで使われていなかったデッドスペースが有効活用されるでしょう。どちらの家具リフォームも、使いやすくこだわりのあるお部屋を作るための手法です。
しかし、正しいリフォーム方法を知っておかないと、無駄なリフォームになるかもしれません。そのため、家具リフォームはメリットやデメリットもちゃんと考えた上で、業者に相談してから行ってください。あなたも家具リフォームを行って、理想のお部屋を作ってみてはいかがでしょうか?