中古団地もおしゃれにしたい!リフォームで家族が集まるキッチンを手に入れる

近所との交流や費用の安さなどメリットもある団地ですが、デメリットとなるのが「内装や外装の古さ」です。「団地っぽくないオリジナルのキッチンがほしい」「家族が集まる明るいキッチンにリフォームしたい」と思うことはありませんか?

 

団地の場合、キッチンをリフォームする前に確認事項があります。

そこで今回は、団地をリフォームする注意点や業者選びのポイント、リフォームの実例をご紹介します!

 

1、リーズナブルな団地は古さが目立つ

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団地とは住宅が集まった区画のことを言い、公団住宅や公営住宅などに分かれます。団地は戸建てやマンションに比べて、賃貸でも分譲でもリーズナブルである反面、築年数が30年~40年といった古い建物も多く、どうしても「古さ」が気になる団地が多いですよね。

 

特に団地のキッチンは、最新のものに比べるとコンパクトなサイズ感や古さが目立つ建物が多いです。黄ばんだキッチンや経年劣化の目立つキッチンは、どうしても暗い印象になってしまいます。

 

対面型のキッチンやシステムキッチンなど、団地とは思えない素敵なキッチンにリフォームすれば、もっと人を呼びたくなる素敵なおうちになりますよ!

 

2、団地でキッチンをリフォームするときの注意点

2-1、古い団地はリフォームに制限がかかることがある

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団地をはじめ集合住宅には、自分たちが所有権を持つ「専有部分」と所有権を持たない「共有部分」に分かれます。

キッチンは専有部分ですが、団地によっては自分たちだけでリフォームできる部分に制限がかかることがあります。キッチンの壁を壊して間取りを変更するなど、リノベーションのように大掛かりなリフォームは団地では制限されることがあります。

 

思い切ってキッチンをリフォームした数年後、退去する場合に「原状復帰が必要だった!」となったら大変です。キッチンをリフォームする前に、団地の管理規定などを確認しておきましょう。

2-2、どこまでOK?団地でリフォーム可能なキッチンの範囲を確認しよう

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キッチンの入れ替え程度ならOKとする団地が多いと思いますが、ガス管や排水管といった位置の移動はNGとする団地もあるでしょう。

 

団地は配管スペースに余裕がない建物が多く、リフォームでガス管などの配置も変えるときはコンクリート部分まで手を加えることがあります。団地の管理規定で「コンクリート部分までリフォームするのはNG」とされていれば、ガス管などを変えないようにキッチンをリフォームする必要があります。

 

特に注意したいのは給湯設備のリフォームです。キッチンをガス給湯器に変える場合は、共有部分であるベランダに設置することになりますので、かならず団地に確認しましょう。

 

経験豊富なリフォームのプロに相談したら、限られた中でも団地のキッチンを素敵にリフォームする方法が見つかりますよ!

 

2-3、「うちの団地は制限が多かった…」そんな時はプチリフォームで気分一新!

団地に確認した結果「原状復帰」などの制約があり、キッチンの大幅なリフォームができなかった場合。ディアウォールやシートを使ってDIYするだけでも、団地のキッチンの印象が変わりますよ!

 

キッチンキャビネットの扉部分だけをおしゃれなデザインに取り換えて、退去するときにはまた古い扉に戻して原状復帰するという方もいらっしゃいます。

 

3、キッチンでリフォームできる範囲を確認したら、プロに相談しよう!

3-1、プロならいろいろなアイディアを出してくれる

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「団地の管理規定があるからキッチンのリフォームはあきらめよう」と落ち込むのはまだ早いです。リフォームできる範囲がわかったら、結果をもとにプロのリフォーム業者に相談してみましょう。

 

ガス管や排水管に手を加えなければOKと団地から許可が出たら、最新のキッチンに入れ替えたりクロスや床材をリフォームしたりすれば、新しく明るいキッチンになるでしょう。

 

3-2、撤去できる壁とできない壁がある

団地のように古い集合住宅は、建物を支えるための躯体(くたい)となる「撤去できない壁」と、単なる仕切りとなっている木造の「撤去できる壁」が混在していることがあります。

 

築年数の古い団地は、昔日本の住宅が足りなかった時代に急速に作られた建物が多いです。そのため、部屋数を多く作るために仕切りとなる壁を多く設置する傾向にあります。

 

撤去できる仕切りの壁がキッチン周りにあれば、間取りを広げられる可能性があります。団地は小さいキッチンが設置されていることが多いので、キッチンの間取りを広くして、家族みんなが使いやすいひろびろとしたキッチンにリフォームすることもできるかもしれません!

 

4、値段だけで選ぶのは危険!信頼できる業者選びのポイント

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団地の管理規定を確認してキッチンのリフォームできる範囲がわかったら、プロのリフォーム業者に何社か見積もりをお願いして見比べる人が多いと思います。

 

キッチンだけの場合でもリフォームとなると費用も数十万円はかかりますし、見積もりが届いたらまず金額が気になりますよね。

 

ですが、団地のキッチンリフォームを失敗させないためには「信頼できる業者選び」が何より大事です。見積もりの金額だけではなく、業者の以下の点はかならず確認しておきましょう。

<特に確認してほしい点>

・施工だけではなくアフターサービスもしっかりしているか?

・何かあったときすぐに対応しているか?

・アフターサービスはしっかりしているか?

 

リフォームが終わった後、キッチンは毎日ずっと使い続けていきます。リフォームの数日後に万が一トラブルがあったとき、リフォーム業者に連絡しても「うちでは対応できません」なんて言われると途方にくれてしまいます。

 

別で修理を依頼すればさらに費用がかかってしまい、「リフォームしなければよかった」という結果になってはあまりに残念です。

 

また、不測の事態が起こったときにスピーディに対応してくれるかも大事なポイントです。キッチンは毎日家族の食事を準備する大事な場所ですから、「訪問まで1週間かかります」などと言わずすぐ駆け付けてくれる業者なら安心ですね。

 

つまり、リフォーム業者を選ぶポイントは施工力はもちろんのこと、「アフターサービスに力を入れているか」という点が大事なのです。

 

5、【実例】リフォームで団地のキッチンも「家族が集まるおしゃれ空間」に生まれ変わる!

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上の写真は建築デザイナーの方が自ら中古団地を購入し、キッチンをはじめ大幅にリフォーム(リノベーション)しています。キッチンの配置も変えて、子どもが帰宅したらキッチンの脇を通らなければ自分の部屋に行けないようにすることで、「家族間のコミュニケーション」が自然と生まれるようにしています。

 

キッチンは木のぬくもりが活かされており、ペンダントライトやカフェ風のチェアがおしゃれな感じをぐっと引き立てていますね!流し台はあえて現代的なシステムキッチンを避けたデザインにすることで、団地の雰囲気とうまく調和しています。

 

自分たちでは思いつかないようなキッチンのデザインも、プロにお願いすれば団地の経年劣化すら活かしたおしゃれなデザインにリフォームしてくれます。

 

団地は「キッチンをどこまでリフォームできるか」がカギ!

何かと制限のある団地は、キッチンにおいても自分たちだけでリフォームできる範囲を確認しておかなければいけません。

 

制限事項を踏まえてプロにしっかり相談してリフォームすることで、家族が毎日集まるような、明るく快適なキッチンを手に入れることを願っています!

 

 



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