キッチンの扉をリフォームするメリットは?費用相場や注意点まとめ
「キッチンの扉が傷だらけ・・・」「なんだか古臭くなってきた・・・」キッチンのリフォームを検討されている方の中には、扉の交換を考えている方も多いのではないでしょうか?キッチンの扉は人目に付くものなので、見た目を気にされる方は少なくないはずです。
そこで、今回はキッチンの扉のリフォームについてご紹介していきます。リフォームをするメリットや費用相場、注意点などをまとめてみました。キッチンの扉リフォームは施工期間も短く、内容によっては低コストで行うことができます。
また、キッチンの扉リフォームは空間の雰囲気を変えることもできるので、オシャレなキッチンに憧れている方にもおすすめですよ!キッチン回りの改善を考えている方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
キッチンの扉をリフォームするメリット
まずは、キッチンの扉をリフォームするメリットについてご紹介していきます。キッチンリフォームといえば、キッチン全体の改善・交換をイメージされる方が多いと思いますが、部分的な改善・交換もすることができます。
扉はキッチンの顔ともなる部分なので、リフォームすることであなたが理想とするキッチンを実現することができますよ!それでは、どのようなメリットがあるのかを一つひとつ見ていきましょう。
キッチンの見栄えがキレイになる
キッチンの扉は目につきやすい部分なので、汚れや傷がついているとなんだか古臭い雰囲気になってしまいます。そのため、リフォームによって新しい扉へと交換することで、新品のキッチンのような仕上がりになり、理想的な美しいキッチンへと変身させることができますよ!
また、最近ではさまざまな材質の扉があり、機能性を向上させることも可能です。傷・汚れ・錆などに強い材質の扉が豊富にあるので、あなたの目的に合わせて選ぶことで、キレイなキッチンを長期的に保つことができるでしょう。
色や材質によってオシャレな雰囲気を演出できる
キッチンの扉は、色や材質によってオシャレな空間を演出することができます。キッチンの扉にはステンレス製のものや塗装を施したものなど、さまざまな種類があります。材質によって艶感のあるものやナチュラルな雰囲気を演出するものなどがあるので、見本やカタログを見ながらあなたのイメージに合ったものを選ぶと良いでしょう!
また、材質によって異なりますが、さまざまな色から選ぶこともできるので、あなたのイメージに合ったキッチンの扉へとリフォームできます。キッチンに入ったときに一番目につきやすい扉は、材質だけではなく色によってもさまざまな雰囲気を演出することができますよ!
取っ手が変わることで使いやすくなる
キッチンの扉リフォームは、扉の材質や色だけではなく、取っ手部分の交換も可能となっています。機能性を重視する方であれば「ハンドル・バー取っ手」、シンプルなデザインに仕上げるなら「ライン取っ手」、オシャレな雰囲気を求めるなら「つまみ取っ手」がおすすめです。
また、最近では取っ手なしで利用できる「プッシュ式」の扉もあります。プッシュ式の扉は料理中に手が使えないときでも、膝・腰などで軽く押すだけで開く仕組みとなっているので、機能性が高く人気の扉となっています。
さらに、取っ手がついていないので料理をされるときでも邪魔にならず、お手入れも楽にできるのが魅力です。見た目もシンプルで美しいデザインとなっているため、「扉の取っ手が邪魔だなぁ」と感じている方は、プッシュ式へとリフォームされてみてはいかがでしょうか?
キッチンの扉の種類
上記でも少しご紹介しましたが、キッチンの扉にはさまざまな種類があります。色はもちろんのこと、扉に使用される材質もさまざまです。どんな種類のキッチン扉があるのかを知っておけば、リフォーム前にイメージを作りやすいので、扉選びに悩むことはないでしょう。
また、キッチンの扉リフォームをされるのであれば、それぞれの種類にどのような機能があるのかも知っておきたいものです。理想的なキッチンを実現させるためにも、どのような扉の種類があるのかを知っておきましょう。
低コストで豊富なデザインの「化粧シート」
化粧シートを使った扉は、樹脂製のシートをキッチンの扉の表面に貼ったもので、比較的に低コストで行えるリフォームとなっています。また、お手入れも簡単にできるといった特徴を持っているので、料理中に汚れてしまってもサッと拭き取るだけでキレイにできるでしょう。
艶のある美しい仕上がりの「塗装」
塗装の扉は、ウレタン樹脂塗料やUV塗料を使ったものなどがあります。塗料を使うことで扉の強度を高める効果があり、艶のある美しい扉へと仕上げてくれるのが特徴です。しかし、塗装という加工に手間がかかってしまうため、コストが高くなる種類でもあります。
汚れや傷に強い「メラニン化粧板」
メラニン化粧板の扉は、メラニン樹脂を使って作られた化粧板が使用されていて、扉の表面が丈夫に作られているのが特徴です。そのため、汚れや傷に強く耐水性にも優れているため、キッチンの扉には最適といえる種類となっています。
簡単なお手入れでキレイを保てる「ホーロー」
ホーローの扉は、金属板にガラス質を焼き付けて作られています。そのため、扉の表面にはホーロー独特の艶を持ち、美しい見た目と質感が特徴となっています。シミになりやすい油汚れや、熱・傷にも強い種類の扉なので、お手入れが楽にできるのでおすすめです。しかし、表面がガラス質なので、強い衝撃でひびが入ってしまうと、シミや錆の原因になってしまうようです。
錆に強くて長持ちする「ステンレス」
ステンレスの扉は、耐水性が高いので錆に強く、汚れにくいといった特徴を持っています。毎日のお手入れも楽にできますし、カラバリも豊富な種類となっているので、自分好みの扉を使ったリフォームができるでしょう。しかし、ステンレスは傷が付きやすい材質となっているため、取り扱いには注意が必要です。
自然でオシャレなデザインの「天然木」
天然木の扉は、その名の通り天然の木材を使った扉となっていて、最近では無垢材を使った扉が人気を集めています。また、扉の表面に薄い天然木を張り付けた種類もあるようです。キッチンに使用するものなので、表面には耐水性を高めるウレタン樹脂塗装が施されているので、汚れてもすぐに拭き取ればシミになる心配はないでしょう。
木の温かみを感じられるのはもちろん、自然でオシャレなデザインの扉が多いので、デザイン性を重視される方にはおすすめでしょう。
キッチンの扉リフォームにかかる費用相場
キッチンの扉をリフォームするにあたって、一番気になるのは費用ではないでしょうか?どんなリフォームでも、どのような内容なのかによって費用は異なるため、明確な費用が知りたいという方は、業者に見積りを出してもらうと良いでしょう。
ちなみに、平均的なリフォーム費用ですが、約12~40万円が相場となっていいます。扉の枚数や使用する材質・種類によって費用は変わってくるので、場合によっては40万円近くの費用が必要になるようです。
また、こだわりのキッチンを作りたい方の場合は、選ぶ扉の材質・種類・取っ手など、質の高いものを選ぶ方が多いでしょう。この場合の費用は、約50万円以上となる場合が多いので、高額なリフォーム費用が必要になるようです。
キッチンの扉をリフォームする際の注意点
キッチンの扉リフォームをする際の注意点として、すべての扉を交換することです。1枚だけの交換、または部分的な交換になってしまうと、統一感が失われバランスの悪い仕上がりになってしまいます。
また、デザインにこだわりすぎてしまうと高額な費用が必要になるので、予算内に抑えたいという方は、業者と相談しながら種類や材質を決めることをおすすめします。他にも、デザイン重視になりすぎると長持ちしない扉になってしまうので、機能性にも注目して選ぶようにしましょう。
キッチンの扉をリフォームして美しい空間を作ろう!
キッチンのリフォームは全体ではなく、扉だけを交換するという方法もあります。シンクやその他の部分には問題なく、扉だけに問題がある場合は、扉のみを交換するリフォームがおすすめですよ!
部分的なリフォームなので通常のキッチンリフォームに比べて低コストで行えますし、短期間の施工で理想的なキッチンに仕上げることができます。扉にもさまざまな種類があるので、自分好みの材質や色を選んで、キッチンを美しい空間へと作りあげてみてください。