日本の景色

こんにちは。オノヤ宮城野リフォームショールーム　うわのです。

 

今年はやたらと桜に心を打たれて、気づけば近場のいろいろなところに足繫く通っておりました。

花は落ちたものの、新緑の葉がついた枝が風に揺れる姿や、落ちた花弁が水面に浮かぶ姿など、風情を感じます。

日本は四季があるから普段は寒暖差や湿気に悩まされますが、そんな環境で育った植物だからこそ、その時々で見せる表情の異なる、豊かな表現が生まれてくるのかなと思います。

 

その自然に人間が入っていくことこそが日本特有の景色であり、共存していく生活が文化だと思うと、

陽が水面に反射する中での田植えや、深緑の木から聞こえるセミの鳴き声や、それをとらえて遊ぶ子供の声、紅葉を楽しみその落ち葉で焼き芋を楽しんだり、降り積もった雪をかき集めてかまくらを作るなど、自然に限りなく近いところにいる人間だからこそ、

   

天然素材に惹かれ、土物や焼き物など、その風合いが色濃く残るものに愛着がわくのだと思います。

 

自分の空間の中に、何か一つでも自分の拠り所となる原風景を感じるものを取り入れてみるのもいいかもしれません。