壁面収納を作るメリットを知ろう！リフォーム費用の相場や注意点のまとめ

壁面収納リフォームは、収納スペースを増やせることから人気を集めています。壁を使ってリフォームを行うので、空きスペースを有効的に活用できます。専門の業者に頼んでリフォームすることもできますし、DIYで壁面収納を作ることだって可能です！

そんな壁面収納リフォームを、お部屋に作るメリットやデメリットにはどんなことがあるのでしょうか？また、リフォーム費用の相場は？今回は、そんな壁面収納リフォームについて、メリット・費用相場・注意点などをまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

リフォームで壁面収納を作るメリットを知ろう！

 

壁面収納リフォームを行うのであれば、どのようなメリットがあるのかを知っておきましょう。最近では収納に便利なアイテムが数多く販売されていますが、それらを使わずにリフォームをすることのメリットは何でしょうか？

ここでは、リフォームで作る壁面収納のメリット5つをご紹介していきます。自分が納得できるリフォームを行うためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

空いているスペースを有効活用できる

お部屋の間取りによっては凸凹とした形によってムダなスペースになっている場合がありますが、壁面収納はそのような使われていないスペースを有効的に活用できます。奥行10cm以上あれば収納スペースを壁に作ることができるので、収納棚を設置できないような部分でもリフォームすることが可能です。

奥行が浅ければオープン収納にして見せる収納ができますし、奥行が深ければ扉をつけて隠す収納が可能です。リフォームをするスペースによって収納方法を選ぶことができるので、好みに合わせたお部屋に仕上げることができるでしょう。

お部屋の雰囲気に合ったデザインに仕上げられる

壁面収納の最大のメリットは、お部屋の雰囲気との統一感を出せることです。リフォームでデザイン性が高い壁面収納を作れば、統一感を出しながらこれまでとは違ったおしゃれな雰囲気を演出することもできます！

ちなみに、壁面収納は壁一面を利用して作るリフォームのことです。そのため、お部屋の雰囲気に合わせたデザインにすることによって、最初から設置されていたかのような自然な仕上がりになるのです。

低予算でも収納スペースは作ることができる

リフォームと聞くとどうしても高額な費用が必要になると思いがちですが、壁面収納の場合は低予算であっても収納スペースを作ることができます。依頼する業者やリフォームの方法、施工範囲や収納のデザインによって費用は変わってきます。

そのため、きちんとした計画と予算を決めてからリフォームを行えば、理想的な収納スペースを予算内で作ることが可能です。または、業者のスタッフにご自分の要望を伝えて、予算内に収めてリフォームをするにはどうしたらいいかを相談してみるのも良いでしょう。

余計な隙間がないので毎日の掃除が簡単に

壁面収納リフォームは空いているスペースを利用したリフォームなので、家具を設置したときのような隙間がありません。そのためお部屋の掃除が簡単にできるといった嬉しいメリットがあります。さらに、壁一面を収納スペースにした場合は棚の上部が天井にピッタリとくっついているため、家具のように棚の上にホコリが溜まる心配がないことも掃除が楽になるポイントの一つになりますね。

見せる収納でおしゃれな雰囲気を楽しめる

壁面収納リフォームをして見せる収納を作るのであれば、おしゃれな雰囲気を楽しむことができます。例えば、収納スペースの一部に好きな小物を飾る、または同じサイズの書籍をキレイに並べるなど、少しの工夫でおしゃれなお部屋を演出することが可能です。

リビングであればテレビボードとしても使える壁面収納、キッチンであれば調味料を並べる壁面収納などを作って、自分なりに使いやすくておしゃれな収納スペースを取り入れてみてはいかがでしょうか？

壁面収納を作るデメリットも知ろう

 

壁面収納リフォームは残念ながらメリットばかりではありません。いくつかデメリットもあるので、リフォームを考えている方は事前に把握しておくことが重要です。「イメージと違って残念だ・・・」「これならリフォームする前が良かった・・・」など、デメリットを知らないことが原因で後悔することもあるかもしれません。

ここでは、壁面収納を作る際の4つのデメリットについてをまとめてみました。収納スペースを作るためのリフォームを検討している方は、ぜひ参考にして納得できるリフォームを行いましょう。

収納スペースの移動ができない

壁面収納リフォームは収納スペースを壁に固定しているため、家具のように自由に場所を変えたりすることができません。一度設置した壁面収納の位置は変えることができないので、リフォームをする場合は設置する場所をしっかりと考え決めておくことが重要です。

大きな壁面収納は圧迫感がある

壁一面に設置した壁面収納があるお部屋では、圧迫感が出てしまうといったことも考えられます。そのため、寝室やリラックスするためのお部屋の壁面収納リフォームは、あまりおすすめすることはできません。

しかし、複数の棚を設置するような壁面収納であれば、圧迫感が出ないようにすることが可能です。圧迫感がないリフォームを目指している方は、壁に部分的な収納スペースを作ってみましょう。

オープン収納は棚の上にホコリがつきやすい

オープン収納の場合、扉がついておらず棚の上にホコリがつきやすいため、掃除が面倒に感じることもあるかもしれません。そのため壁面収納を作るときはお手入れを簡単にするためにも、ホコリの侵入を防げるように扉を設置することをおすすめします。

収納方法によっては見た目が悪くなることも

扉付きの壁面収納であれば問題ありませんが、オープン収納の場合は収納方法によっては見た目が悪くなってしまうこともあります。そのため、見た目が気にならないようにいつもきれいに整理整頓しておく必要があるので、それが大変だと感じてしまう方は扉付きの壁面収納にするといいでしょう。

壁面収納リフォームに必要な費用の相場は？

 

壁面収納リフォームには大きく分けて3種類の施工方法がありますが、それぞれリフォームにかかる費用は異なります。当然業者によっても費用は異なりますが、予算を決めるためにもある程度の費用相場は確認しておきましょう。

ここでは壁面収納リフォームに必要な費用の相場について、施工方法別にまとめてみました。自分の目的に合ったリフォーム費用はいくらくらい必要なのか、予算内に収まる施工方法にはどんなものがあるのかを知りたい方は、参考にしてみてくださいね。

オーダー家具の場合、約20～100万円

オーダー家具は、家具職人に自分の希望するデザインで壁面収納を作成してもらうことができます。そして、リフォームでは作られた壁面収納を好きな場所に設置することで完成となります。

この場合の費用相場は、デザインや大きさ、使用する素材などで異なりますが、約20～100万円となっています。高いデザイン性のものを依頼すれば高額な費用が必要になりますが、場合によっては20万円程で納得のいくリフォームが行えます。

システム収納の場合、約20～80万円

システム収納は、パーツを組み合わせることによって壁面収納を作る施工方法です。凸凹とした間取りが多いマンション向けに作られたものもあり、どんな住宅に住んでいる方でも納得のいく仕上がりにすることができます。

この場合の費用相場は、約20～80万円です。しかし、広いスペースのお部屋に設置するために特注サイズを依頼した場合は、相場よりも高額な費用が必要になる場合もあります。はっきりした費用が知りたい方は、業者の方に見積もりを出してもらうといいでしょう。

造り付け家具の場合、約25～30万円

造り付け家具は、大工職人が実際に自宅に訪問して、現場で壁面収納を設置する施工方法です。残念ながらマンションでのリフォームでは利用できませんが、一戸建ての住宅であれば、収納スペースを必要とする場所に壁面収納を作ってもらうことが可能です。

この場合の費用相場は、約25～30万円です。上記2種類の施工方法に比べて安価にリフォームができるので、低予算で壁面収納リフォームを考えている方にはおすすめです！

DIYでも可能な壁面収納リフォーム

 

壁面収納リフォームはプロの業者に依頼するだけでなく、DIYで収納スペースを作ることも可能です。業者に依頼するより低予算で作ることができ、自分の思い通りのデザインにすることも可能です。 壁かけラックを使えば本を収納することができますし、写真のように好きな小物を飾って見せる収納を楽しむこともできますよ。

デザイン性を求めるのであれば業者へ依頼し、オリジナルの収納スペースを作りたいのであればDIYで壁面収納リフォームにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。