押入れをクローゼットに!リフォームする場合の種類・費用とは?
生活様式が変わり、押入れが昔ほど活用されていないと感じたことはありませんか?
子どもが成長し洋風の部屋を希望する、部屋の収納が足りなくて家具を買わなくてはいけないが部屋が狭くなるのは困る…。
このような時に利用してほしいのが押入れです。
そのまま利用しても収納スペースとしては便利かもしれませんが、クローゼットにリフォームすることでさらに活用が可能になるでしょう。
押入れのスペースはあなたが思っている以上に広く、リフォームすることでさらに収納スペースを広げることができます。
押入れのリフォームをする上で重要となるクローゼットの知識と、リフォームのためのポイントなどを解説します。
収納スペースを増やしたい!クローゼットのリフォームがおすすめ
部屋に家具を設置して収納スペースを増やすのも衣類や荷物の整理としては良い方法ですが、生活スペースが減ってしまいます。
部屋の広さは変えずに収納スペースを増やす方法の1つがクローゼットへのリフォームです。
押入れに突っ張り棒などを入れてクローゼットのように使用している人もいるかと思いますが、丈の長い洋服や荷物は収納ができません。
リフォームをすることで、押入れのスペースを余すことなく活用することができます。
人気のある「一般的なクローゼット」「簡易クローゼット」「ウォークインクローゼット」3種類、それぞれのクローゼットの違いについて紹介します。
クローゼットにリフォーム
子供の成長に合わせて、子供部屋の押入れをクローゼットにするときなどにも利用されています。
お子様は和風なものよりも洋風の部屋が好まれますので、大がかりな部屋のリフォームはできなくても押入れだけでも変えることで洋風な雰囲気を出すことが可能になります。
洋風なお部屋を作りたいときには、クローゼットのリフォームをしてみましょう
襖を扉に変更して押入れの棚を取り外し、ハンガーパイプを設置する。
基本の作業のみでクローゼットにリフォームができます。
簡易クローゼットにリフォーム
簡易クローゼットの作業内容は押入れの中棚を取り除いてハンガーパイプを設置する、見た目にはリフォームに見えませんが短時間でリフォームできる方法です。
コストを抑えたいときにもおすすめで、インテリアの一部として和風テイストのお部屋を作るときに活躍するでしょう。
簡易クローゼットなので自作DIYも可能になり、自分の好みにリフォームをすることができます。
ちょっとした箱を置いてあげるだけでも、収納スペースが作れますので、DIYに挑戦してみるのもおすすめです。
ウォークインクローゼットにリフォーム
空き部屋がある場合には、部屋ごとにリフォームしてウォークインクローゼットとして利用するのも部屋の有効活用となります。
家中の荷物をまとめて収納したいと考える場合にはこちらのリフォームを検討してみてください。
ウォークインクローゼットなら収納スペースを取る必要がなく、探しているものがスムーズに見つかることがメリットとなります。
押入れに使わないものは全部入れている・・・という人はうポークインクローゼットにすることで、収納したが見当たらないというようなことも防ぐことが可能です。
ウォークインクローゼットの場合には歩くスペースも必要で、予想より収納スペースがなくなってしまうかもしれません。
さらにクローゼットのリフォーム費用が他に比べて高くなってしまいますが、利用していない部屋の有効活用にも繋がります。
使わないものをキレイに整理整頓できますので、検討をしてみる価値はあります。
クローゼットへのリフォーム費用は?
クローゼットの種類について紹介しましたが実際にリフォームを検討する場合に気になるのが費用ではないでしょうか?
栃木周辺でリフォームを依頼した場合の平均的な金額は以下の通りとなります。
- クローゼット:約10~20万円
- 簡易クローゼット:約2~6万円
- ウォークインクローゼット:約20~50万円
業者によって違いがあることには注意しておきましょう。
ウォークインクローゼットにリフォームをする場合には、他のリフォームの場合よりもかなり高くなってしまうでしょう。
押入れだけでなく部屋をリフォームするのがウォークインクローゼットなので、部屋のリフォームと同様の金額や作業を必要とするからです。
これ以外にもクローゼット内に追加で設置すると金額が変わってきます。
- 壁紙追加:約2~5万円
- 棚の設置:約4~5万円
- 棚・仕切りの追加:約6~12万円
追加で設置することの可能な物は上記の通りとなります。
壁紙追加をする場合はどのような壁紙を使用するかによっても費用が異なります。
クローゼットへのリフォームと思った時に金額が気になる場合は、複数の業者に依頼してみるのが良いでしょう。
その中から納得のいく業者を選ぶことも大切です。
使いやすい扉とは?クローゼット扉の種類について
押入れリフォームをする場合に簡易リフォーム以外の場合は扉の形を考える必要があり、使い勝手の良いクローゼットとするためにも扉の特徴を知ることが必要です。
クローゼットの扉には「折れ戸」「引き戸」「開き戸」がよく使われますので、チェックをして自分にぴったりの扉をさがしておきましょう。
折れ戸
折れ戸とは扉が2枚に折れて開くものを指しており、中身を見渡しやすいことが特徴です。
扉がどの程度開けられるかにもよりますが、収納しているものが一目で確認できるようになり、衣類を確認しやすいので、特に洋服の種類が多い人には便利な扉となります。
お部屋の状態によっては、スムーズな開閉ができなくなりますので注意してください。
家具をクローゼットの近くに置く必要がある場合には、このタイプの扉ではないものにするか家具の設置位置を変えることになります。
引き戸
家具がクローゼットの近くにあったとしても、扉がぶつかることなく開閉できるのが引き戸の特徴です。
狭い部屋の押入れをリフォームするなら、引き戸タイプにした方が使いやすくなります。
戸袋のなかに扉を収納するようになりますので戸袋をしまうスペースが必要です。
狭い部屋などの場合には家具をクローゼットの近くに設置しても、開閉などに不便を感じることはないので利便性が高くなります。
引き戸タイプは激しくぶつかってしまうと、壊れてしまう可能性が高いです。建て付けが悪くなってしまうと、引き戸が開かなくなることもありますので注意が必要です。
開き戸
開き戸は両開き・片開きなどがありますが、部屋の内側または外側に扉を開閉するタイプの扉になります。
折れ戸や引き戸に比べると扉全体を開くことになるので、収納スペースが確認しやすいのが特徴です。
開き戸は開閉するためのスペースが他の扉よりも必要になるのでメリットがあまりありません。
クローゼットの周辺に物を置かない・間口が狭い・ウォークインクローゼット、などの場合におすすめです。
クローゼットにはどのような壁紙が合うのか
クローゼットは収納スペースになりますので、湿気やカビは他の部屋以上に注意をする必要があります。
広い収納スペースを確保しても、大切な洋服が汚れてしまっては困ります
壁紙にはカラーリングやデザイン性を求めるだけではなく、湿度の調整する「吸放湿性壁紙」・空気の通りを調節する「通気性壁紙」・天然素材で作られた「珪藻土壁紙」など機能性のある壁紙も販売されているので使用することをおすすめします。
防臭効果のある壁紙もありますので、用途に合わせて壁紙を選んでみてはいかがでしょうか?
使い勝手が良くない・不便を感じる、このような押入れであるなら簡単なリフォームによって、使いやすいクローゼットに変えることが可能となります。
理想のクローゼットを作るために、ぜひみなさんも押入れリフォームにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
クローゼットのリフォームによくある質問
Qウォークインクローゼットにするための広さはどのくらい必要か?
A歩ける広さ・収納を考えると最低でも3畳以上広さが必要です。それ以下であれば通常のクローゼットとしてのリフォームをおすすめします。
Q一般的なリフォームに日数は?
簡易であれば3日ほどあれば作業が完了しますが、ウォークインクローゼットなどは1ヶ月以上かかることもあります。可動棚や特殊な引き戸などによって大きく変わります。