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マンションでのリフォームを行う際に知っておくべき注意点とは。フローリングのリフォームには何が必要なのか解説!

マンションは集合住宅であり、たくさんの家庭が同じマンション内で生活をしています。リフォームを行う場合には周辺住民に気を遣う必要があります。リフォーム前に確認しておくことで、トラブルを回避することができます。マンションの床をリフォームする場合には特に気を付けることが多いので、今回はリフォームを行う場合の注意点についてご紹介します。

 

マンションでのフローリングリフォームで必要なこと

戸建て住宅とは異なり集合住宅となるマンションでは、マンションの管理組合で作成している管理規約を順守してマンションリフォームを行うことになります。どの管理組合でも床(フローリング)へのリフォームには厳しく、LL-45またはLL-44の遮音等級基準を満たしているフリーリング材の使用が義務付けられています。

 

遮音等級とは?

遮音等級基準?ちょっと聞き慣れない言葉かもしれませんが、遮音等級=階下にどれくらい生活音が伝わっているかを示すものです。LL-45は人の足音が気にならないほどの遮音性能があります。数字が小さい表示であるほど遮音性が高いということです。

遮音等級の規制は管理組合ごとで異なるので、リフォームを検討した時に必ず確認を行いましょう。マンションリフォームは基本、管理組合の事前承認がないと工事を行うことができません。見積り時に各種書類を揃えて、工事開始日前までには申請をしている必要があります。提出が必要とされている書類についてはリフォーム業者と確認し、準備してもらうようにしましょう。

 

フローリングリフォームはマンションの構造によっても異なる!

フローリングリフォームの工法はいくつかの種類があります。構造や工法によっても費用が異なるので、リフォームの工法をいくつかご紹介します。場合によっては紹介した以外の工法等を行う場合もあるので、その場合にはリフォーム業者にどのような内容なのか確認をしましょう。

 

直床(じかゆか)工法とは

コンクリートの大きな箱をいくつも重ねて作られているのがマンションだと思っていただくと、マンションを理解しやすいでしょう。箱の底面となる床の部分(床スラブ)に直接フローリング材を貼るのが直床工法です。床スラブは壁や天井と繋がっているために振動が伝わりやすく、遮音材が必要です。

フローリングの裏面に綿のような遮音材がついているものを使用することで、遮音性能を高めます。遮音材の付いているフローリング材は踏み心地が柔らかいのが特徴です。既存の工法が直床工法の場合であればリフォームも同様となり、他の工法への変更はできません。

遮音等級が管理規約に合う製品を使用して、リフォームを進めてください。直床工法の場合には水回り等は床スラブを部分的に下げて段差が無いように仕上げていることが多く、水回りの移設を伴うリフォームの場合には段差が発生したり、水回りの移設が行なえない場合もあります。確認しても理解するのが難しいかもしれません。その場合は、リフォーム業者に確認してもらうようにしましょう。

 

二重床工法とは

二重床工法が想像できない人も多いでしょう。床下に空間(12~15cm)があり、床スラブの上に支持脚や材木を立て、その上に床下地とフローリング材を乗せる工法です。それぞれの設置面に防震製クッションがあるので、防震対策も万全です。床に段差がないので、バリアフリー仕様であると言えます。

二重床は

●配管等のメンテナンスが楽

●水回りの位置の変更リフォーム等が行いやすい

●床下に遮音性があるので自由にフローリングが選べる

ことがメリットになります。

リフォームをできるだけ安く抑えたい場合には、フローリングの上にもう1枚フローリングを貼る「重ね張り工法」等も選ぶことが可能です。宇都宮周辺でマンションの床リフォームを探す場合、マンションリフォームに詳しい業者がたくさんありますので気軽に相談しましょう。

 

リフォーム時の見積書について

リフォームを行う際には業者選びが重要になります。

業者選びのポイントの1つに見積書の内容がありますが、見積書の記載内容が理解できないと、どの業者が希望に沿ったリフォームをしてくれるのか分からないでしょう。見積書に記載されている内容についてご紹介します。

 

材料費

材料費はフローリング・接着剤等、実際に使用する床材にかかる費用です。どのような床材を選ぶかによって、費用は大きく異なります。一般的には、無垢フローリング・複合フローリングが使われることが多く、無垢フローリングの場合は遮音対策が取られていない商品があるので、使用できない場合があり注意が必要です。

 

施工費

実際に作業を行う職人さんたちの日当等は施工費としてあげられています。工事内容・地域によっても施工費は異なってきます。作業内容が多岐に渡れば施工費も高くなるので、事前に床の状態を確認してもらい見積りを出してもらうようにしてください。

 

諸経費

資材の搬入・リフォームに必要な資材等にかかる費用が諸経費です。マンションの場合には、共有部分を養生(傷や汚れがつかないようにシートを張って保護する)をする必要があり、10万円程度の仮設費が必要なので戸建てよりも高くなります。共用部分の養生の場所が広範囲となれば費用もさらに必要となるので、見積り時には養生が必要な場所のチェックをしておきましょう。

 

処分費

リフォームを行う際に発生する廃材等を処分する費用です。リフォームで発生した床材等の廃材は家庭ごみのように処分することができません。これは法律で決められており、産業廃棄物として指定業者が適切な処理を行うことが必要となります。費用は数万~10万円程度が必要です。床面積・発生した廃材の量・工事内容によっても費用は異なります。

 

紹介した内容を確認した上で見積書を確認することで、問題が発生した場合のトラブルを避けることも可能です。リフォームを行う場合には複数のリフォーム業者へ見積り依頼をしてください。1社では相場をチェックすることもできませんし、複数の業者から安心して依頼できる業者を選ぶことも可能です。複数の業者への依頼は面倒と感じるかもしれませんが、納得のいくリフォームをするためには必要です。宇都宮周辺にはリフォーム業者が多いので、複数業者への見積りを行いましょう。

 

リフォームを行う場合の注意点

 

畳からフローリングに張替えを行う

和室の建具はそのままに、床だけを張り替えるリフォームです。工事内容は畳・畳寄(たたみよせ)を撤去した後にフローリングを貼りますが、畳とフローリングは厚みが異なるので下地の調整が必要です。調整をする場合には隣室の床の高さに合わせて行い、フローリングを貼ることになります。

 

カーペットからフローリングへ張替え

既存の床材がカーペットというご家庭も多いと思いますが、長年使用していると汚れ等が目立ちキレイにすることも困難です。カーペットはダニやカビの発生も気になります。カーペットからフローリングへの張り替えを行う場合には、カーペットと巾木を撤去してフローリングを貼っていくことになりますが、畳とは違い厚みが異なることもないので、下地工事等は不要です。下地の劣化等が見られる場合には補修等が必要なので、補修工事を行ったうえでフローリングを貼ります。

 

フローリングの下に床暖房がある場合には?

フローリングのリフォームは遮音等級以外にも、床暖房の有無でリフォームの方法が異なります。

既存の部屋に床暖房が設置してあり、リフォーム後も床暖房を使用したい場合には、既存の床暖房マットを使用することができません。新しい床暖房マットと床暖房対応のフローリングを使用してください。既存の部屋に床暖房の設備がない場合は、床の高さに注意しながら床暖房マットと床暖房対応のフローリングを使用してリフォームを行いましょう。

 

まとめ

マンションでのリフォームは戸建てとは違う点が多く、床は特に異なる部分が多いので注意することがたくさんあります。構造・見積書・仕上げ材等、ご紹介した注意点を理解した上でリフォームを進めていきましょう。宇都宮周辺にはリフォーム業者が多く、どの業者へ依頼するべきかと悩むかもしれませんが、ご紹介した内容を参考にリフォーム業者選びを行いましょう。

 

マンションでのフローリングリフォームに関するよくある質問

Q. マンションリフォームは大変ですか?

管理規約に則ったリフォームが必要ですが、リフォーム業者と確認をしながらリフォームを行えば大変ではありません。管理規約を確認せずに無断でリフォームはできないので、必ず管理組合に確認をしてからリフォームを進めましょう。

Q. 和室の床だけをフローリングにするのはおかしいでしょうか?

畳からフローリングに変更するリフォームは、よく行われているリフォームです。畳のように定期的なメンテナンスも必要がないので好まれているリフォームです。

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