日差したっぷり！サンルーム増設リフォームの魅力とポイントをご紹介！

洗濯物を干す、日向ぼっこをする、体を目覚めさせる……。

理由を挙げればキリがありませんが、私たちの生活に欠かせない太陽の光。日当たりが悪ければ外に出しまえば良いとは言っても、家の中にも暖かい日差しが差し込む空間があれば嬉しいですよね。

そんな方におすすめしたいのがサンルームの増築リフォーム！そもそもサンルームって何？その魅力や、リフォームするにあたり知っておいた方が良い知識をまとめてみました！

 

サンルームとはそもそも何？

サンルームと聞いてもあまり馴染みがないという方もいるでしょう。簡単に説明するとサンルームとは下の写真のような日光を取り入れるための部屋のこと。ほとんど全面がガラス張りになっているのが特徴で、ガーデンルームと呼ばれることもあります。

サンルームとガーデンルームに明確な区別があるわけではなく、庭に続く扉があるのをガーデンルーム、扉の無いものをサンルームと呼ぶのが一般的です。今回の解説ではサンルームとガーデンルームとは区別しませんので、ガーデンルームの方が気になる方もぜひ続きをご覧ください。

 

サンルームのメリットとは？

明るく居心地の良い空間が作れる

日差しが良く当たるポカポカ空間の居心地の良さを否定する方は、おそらくほとんどいないでしょう。とはいえ日差しを浴びるためだけにわざわざ外へ出るのはなかなか億劫なもの。外に出ても恥ずかしくない服に着替えて、さらに靴を履かなくては外に出られません。その点サンルームがあれば、家の中で思う存分日に当たることができます。視線を気にせず床に寝転がってうたた寝をすることだって可能！もちろん暖房があれば冬でも気軽に日光浴ができます。ただ日光浴をする以外にも、椅子とテーブルを置いて食事をしたり、ただぼーっと外を眺めてゆったりするのも良いですね。

 

洗濯物を干すスペースとして

良く晴れた日には太陽の下で洗濯物を乾せたら良いですよね。でもどうしても心配になってくるのが突然の天候不良。洗濯物をしたまま外へ出かけて、思いがけず雨が降り出してしまい洗濯物を全て洗いなおす羽目に……。そんな経験がある方もたくさんいらっしゃるはずです。また外に洗濯物を干す場合、靴やサンダルを履いて重い洗濯カゴを持って移動するとという面倒くささもあります。残念ながら洗濯物を狙う泥棒にも気を付けなければいけなせん。でも、サンルームの中に洗濯物を干せばこれらの問題は一気に解決します！

 

ペットのためのスペースとしても

マイホームにお住まいであればペットを飼っている方も多いのではないでしょうか。本来は自然の中で暮らしている動物たち、できることなら外で自由に遊ばせてあげたいですよね。

ここで猫を例に考えてみましょう。家の中と外を自由に行き来させている方もいらっしゃいますが、交通事故に巻き込まれるなどの危険性から最近は室内飼いの方が多いのではないでしょうか？そんな猫ちゃんには安全に外の雰囲気を味わえるサンルームがぴったり！愛する猫ちゃんのために増設してみてはいかがでしょうか？きっとお気に入りスポットになりますよ！

 

天気の良い日はサンルームが暖房代わりにも！

暖かい地域にお住まいでない限り、冬はどこのご家庭でも暖房を使いますよね。でもサンルーム室内では、日差しが十分入るくらい天気の良い日なら暖房を使わなくても暖かいことが珍しくありません。サンルームがリビングに直結していれば暖気がリビングに入ってくるので、暖房費の節約にも繋がるかもしれませんね！

 

サンルームのデメリットは？

夏場に気温が上がりすぎる

ポカポカの日差しを取り込めるのが魅力的なサンルームですが、真夏のいちばん暑い時期にはこの特徴がアダとなります。太陽の熱が直接降り注ぐサンルームの中はどんどん気温が上がり、植物を置いておくと枯れてしまうほどです。ただしこのデメリットについては、日よけや簾を導入することで緩和できます。

 

リフォーム料金が高め＆毎年の固定資産税が増額

リフォームをするのに費用がかかるのは仕方ないことですが、サンルームの増設リフォームは目安が60万円～100万円とややお高め。詳しくは後ほどお伝えしますが、サンルームを増設すると家が増築されたことになり、固定資産税も増額してしまうことは覚えておきましょう。

 

サンルーム増築リフォームはどんな人におすすめ？

デメリットでもご紹介したようにやはりいちばんのネックは費用ですから、算に余裕があることは最低条件。その上で家を広くしたい方、ゆとりのある空間が欲しい方、また上のメリットに魅力を感じた方であればサンルーム増築リフォームに一考の価値があるといって良いでしょう。

 

サンルーム増築リフォームの費用・工期について

リフォームで気になるのはやはりお値段ですよね。先ほど目安は60万円～100万円と説明しましたが、安いものを選べば30万円でリフォームすることも可能です。反対に広さや建材にこだわりたいということであれば150万円以上かかる場合もあります。

工期はおよそ5日～15日程度。細部にこだわったリフォームの場合は30日ほどかかる場合もあります。

 

サンルーム増築リフォーム時の注意点は？

サンルームの広さを決めて、あとはリフォーム業者へ依頼する。たったそれだけではないかと思われるかもしれませんが、リフォームはそう簡単なものではありません。これはサンルームに限らずリフォーム全般に言えるのですが、依頼する側がある程度の知識を身につけておくのも大事なことです。これだけは押さえておくべき、という注意点を以下にまとめました。

建ぺい率の問題について

建ぺい率とは、敷地面積に対しての建築面積、つまり家の広さがどれくらいかを示すものです。建築基準法の問題から、好き勝手に家の面積を広げてはいけない決まりになっています。

サンルームはまるで庭に設けたテラスのように感じられるかもしれませんが、壁や屋根で覆われているためあくまで部屋という扱いとなります。もし建ぺい率が基準をオーバーした場合は、火災保険や地震保険など住宅に関連する保険に入れなくなってしまう可能性があります。もちろんリフォーム業者も当然これはチェックするものですが、万が一の場合に損をするのは自分です。念のため自分でも建ぺい率を確認しておくことをおすすめします。

 

固定資産税の問題について

上で説明したことの繰り返しとなりますが、サンルームの増築は家の面積を広げることになります。そのため不動産登記簿の内容が変更になり、面積が増えた分の固定資産税が発生してしまうのです。サンルームの広さにもよりますが、年間で1万円～2万円の増額になることを知っておきましょう。

 

サンルームの床材は断熱素材がおすすめ！

その名のとおり直射日光が降り注ぐサンルーム。季節によって床が大変熱くなる場合があります。この状態でうっかり素足を乗せるとやけどの恐れがありますので、サンルームの床材には熱を持ちにくい断熱素材を採用するのがおすすめです。

 

日が入る場所か事前にチェックを！

日差しをたくさん取り入れられる点が最大の特徴であるサンルーム。とは言っても建物の影になっていたり、方角の関係からあまり日が入らなかったりする可能性もあるでしょう。また太陽の動きは季節によっても変わってきます。これからサンルームを増築する場所の日当たりがどうなるか、十分に日差しを取り入れられる場所なのか事前にシミュレーションしておきましょう。

 

結露対策もしておこう！

窓際で悩まされる結露。サンルームはほぼ全体がガラス張りであることから、結露が発生しやすい環境でもあります。結露は湿気の原因になりますので、洗濯物を干したい場合は特に注意が必要です。そんなサンルームにおすすめなのが二重ガラスです。二重ガラスなら断熱性が高く、結露が起きにくくなりますよ！

 

サンルームの選び方は？

安価なものから高価なものまでかかる金額の幅があるサンルーム。たくさんの種類があるものの、選ぶ際のポイントはあなたがサンルームをどう使いたいのかをイメージすることです。例えば洗濯物を干したい場合。一度にどのくらいの量を干す必要があるしょうか？そのために必要な長さ、幅はどのくらいでしょうか？このように最終的な目標から逆算して選んでいけば、あなたにピッタリなサンルームが見つかるはずです。